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壊れていく物語

2012年1月

わずか3カ月前、おとぎの国から来た若者は優しい微笑みの王子でした。

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頬を桃色に染め、身体を水色に変化させていくさまは
それはそれは憧れの存在。


ビエジャSPシャインスポット


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あどけなさの残るその顔は誰しもを笑顔にさせていたのです。

他の住人にはどこまでも優しく、控えめな性格。
それでいて悪には真っ向から立ち向かう心強い一面も持ち合わせていました。


いつしか彼は、どの住人からも一目置かれる存在になりました。
誰も彼に逆らうものはおらず、それでありながらすべての民に優しい男。

いつしか彼は王子と呼ばれるようになったのです。






しかし、
そんな平和な時代は長くは続きませんでした。

彼は村を飛び出し、東の森で悪さをする仲間たちと意気投合してしまったのです。

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銀色の元王子
ビエジャ・アルゲンティア
黄金色の暴君
パラクロミス・ロイズリー

二人の荒くれと出会った王子。


彼の心境はこの頃より変化していくのです。


村の民より王と崇められ、自分の想像を遥かに超える期待。
どこまでも優しく寛容であらねばならぬという強迫観念。


彼は王子と呼ばれることに違和感を感じ始めていたのです。


民の期待を裏切れない・・・
わたしは微笑みの王子・・・
皆の憧れる美しい身体・・・



しかし王は・・・
俺は・・・・・

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これは茶番だ!
偽善野郎と呼べばよい!

民どもの期待なんてクソくらえだ。


東の森を仕切る悪の根源、アルゲンティア、そしてロイズリーと手を取り合うことになったのです。

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昔は村人たちの憩いの場だった、東の森。

そこは今となってはアルゲンとロイズリーの悪の巣窟となっていたのです。
そこに王が、彼が、住まうことになったのです。


東の森に近づくものには攻撃を加え、誰も寄りつかせない強烈なオーラを放つ。
そしてあるときには森から飛び出し、元は彼が毎日の穏やかな日々を過ごしていた平和な村の住人さえも襲うようになったのです。




ビエジャSP、アルゲンティア、ロイズリー、
悪に染まった3人の先の見えない虚しく悲しい攻撃におびえる村の住人たち。

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平和だった村。
もう今となっては一歩も村から出ることはできません。
東の森には決して近づくことは許されないのです。

身を寄せ合って暮らす日々。



そこへ小さな子供が泣きながら飛び出していったのです。
そして勇気を出して叫びました。

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「お父ちゃん!もうやめて!」

アルゲンのまだ幼い息子は村人を押しのけて、今まで出したことのないほどの大きな声で叫びました。


しかし、父は聞きいれませんでした。
息子の心の叫びに彼はなぜかニヤリと笑ったのです。


緩んだニヤリとした口元。
父はこう言ったのです。



「半年後、東の森へ来い」






この物語を書いている時点ではこの村がいつか崩壊するかもしれぬことを思い描くことはできません。
「この村の住人全員が東の森へいつか向かうこと」など想像したくニャイ・・・






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