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本当にあったウソみたいな本当のお話。

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金魚です。
そんな金魚にまつわる本当にあったお話。



遥か昔。



わたしが子供のころ、6歳ぐらいのときの出来事です。




物心がついたころから、わたしは今は亡き祖父の自転車の後ろに乗せてもらい
家の近所にある金魚屋さんへよく連れていってもらっていました。

祖父からしたら孫の可愛さは目に入れても痛くない、
まさにそんな愛をたくさん注いでもらっていたおじいちゃん子だったかと思います。


近所の金魚屋さんは家の庭にたくさんのコンクリートで作った
四角い池がいくつもあり、上から眺めて欲しい金魚を見定めるのです。


「金魚を飼う」ということに夢を感じていた6歳のわたしは
もちろん種類などはとくにわかっておらず、
よく眺めていたのは、赤い金魚か、真っ黒なデメキン。


池を上からのぞくことがまず楽しく、
池の中から水面にあがってくる金魚をみつけては歓声をあげていました。



その日は、その池でも一番赤くて元気な金魚を一匹買ってもらいました。
今でいう「子赤」みたいな大きさの小さな金魚でした。


もちろん飼育はプラケースにブクブクだけ入れて飼う、
そんな時代でした。



金魚を眺めるワクワクする毎日。
しかしそんな日は長くは続きませんでした。



ある日、その真っ赤な金魚が死んでしまったのです。



まだ純粋だった6歳のわたしは、その金魚をおじいさんと一緒に庭にあるプランターに埋めました。
そして小さな手を合わせてお祈りをしました。


「天国にいってください」



金魚が死んで庭に埋めた初めての日でした。

死んだ、ということが正直よくわかっていなかったと思います。
ただ、今まで元気に動いていたものが動かなくなった、
もう二度と動かない、
それは死んだということ。
そんな認識でした。


悲しいような不思議な感覚でした。




それから一週間ほどしたある雨の日。

すべての音をかき消すような、ざーーーっと屋根を叩きつけるような大雨の日でした。


「おーい!! 孫や~! 外に出てきてこれ見てみ~!」
家の中にいたわたしを裏庭から祖父が大きな、それもとても驚いた声で呼ぶのです。


「はよ来んか~!」


大きな声で呼ぶのでわたしも何事か?と驚いて庭に傘をさして飛び出しました。


裏庭の、この前金魚を埋めたプランターに雨水が溜まっていました。


「これ見てみ」

祖父の指さす先、プランター。



その中に、真っ赤なあの日の金魚が泳いでいるのです!


わずかな雨水がたまったひたひたのプランターの中で
真っ赤な金魚が元気に動いていたのです。



「えっ?じいちゃん、なんでこんなとこに金魚がおるん?」
「土から出てきて生き返ったん?」


わたしはパニック。



「なんでやろうなぁ~? わしもビックリしたわ!」と祖父も本当に驚いた様子。
降りしきる大雨の中、祖父とわたしはプランターの中で元気に泳ぐ真っ赤な金魚をしばらく眺めていました。




まさか死んで土の中に埋めた金魚が生き返るわけがない。
それは子供であるわたしにもわかりました。



ただ、気が付くとわたしは雨の降る空、天を見上げていました。



これは、きちんと埋めて手を合わせてお祈りしたから、
それを神様が見てくれていて天から降ってきたんだ。




今思うと子供らしい発想ですが、当時は本当にそう思いました。
その頃の記憶ははっきり覚えています。






そんな話を大人になって人に話したことがあります。

「それっておじいさんが買ってきてまたプランターに入れたんちゃう?」
「ホントは金魚、生きてたんちゃう?」


衝撃的な友人の巧妙な推理!
聞きたくなかった!


でも、そう言われても大人になった今でもわたしはその言葉を信じていません。
邪推だ。と。


きっとあれは雨の日の奇跡。
神様がくれた新しい金魚



いい歳こいたおっさんが!

現実もよくわかっているはずの大人になった今。
妄想と夢はあくまでも、妄想と夢。


でもあの日の驚きと嬉しさは今でも忘れません。
思い出すときゅんと嬉しくなる不思議な金魚のお話しでした。



第一アマゾン水槽ではいつもの簡単な奇跡が起こりました。

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昨夜の謎の粉吹きの病、無事一日で完治!


これも奇跡!?
いやこれは美化せず、ただ水替えをサボって水が悪くなっただけのお話(T_T)






読んでいただきありがとうございました
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コメント

ええ~話や~


“おじいちゃんが新しい金魚を買ってきたんや”と
お友達と同じように思った自分の心が醜い!!

でも、もし、もしかしたら、例えばですよ!!
おじい様が買ってきてプランターに入れたんだとしたら
孫が悲しむ姿を見て
“また買ってあげるよ”と
かわりの金魚を買い与えるのは簡単なことですが
“また買えばいいや”って、
命の重さを感じられない子にならないように
生き物を大切にできる子になるようにと考え
おじい様パワーで奇跡を起こしたのならば
とっても素敵なおじい様だなぁ~と思います^^

ちゃんと神様は見ているんですね~
子供の頃の大切な思い出・・・いいですね♪
私も読んでいて胸キュンでした☆


純粋な気持ちを忘れずに
お互い水替えサボらずがんばりましょう(汗)

ありがとうございます

マッキーさん、長いたわいもないお話を読んでいただいてありがとうございます。

昨日自分で書きながら、我ながらええ話やなあ・・と思い、おっさんウルっとしとりました(^_^.)

やっぱりおじいが買ってきた?
それでも天から降ってきたと信じております。

そんなわたしもおとなになると死んださかなを畑にそのままポイっ!
とはしてません!ということにしておいてください!(笑)

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ちっぷ

Author:ちっぷ
さかなが触れないくせにさかなを飼い続けるおっさん。

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