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史上最高金額の買い物

~16歳だったころのわたしへ~



わたしは高校生になりました

慣れないブレザーにネクタイを結んだ七五三のような高校生

しかし
ちょっぴり大人の世界へ足を踏み入れたような気分でした

そんな16歳のわたしは思いました



「なんかそろそろデケぇやつが欲しいぜ!」


水槽の中を雄大に泳ぐ姿
太古の浪漫を感じさせる古代魚
一度は憧れる龍魚


ザ・アジアアロワナ


それより以前にシルバーアロワナを買ったことがあるわたしは
もっと力強く、値の張る高級アジアアロワナが欲しいと思ったのです

しかし、16歳のわたしにそんな大金はある筈もなく、
買ったのはそれでも証明書付きのグリーンアロワナ
16800円でした

輝く銀色の鱗の、うっすらと浮かび上がる怪しいグリーンの体色

初めてのアジアアロワナ飼育は
日々発見と興奮の連続でした


大きく育って欲しい
雄大に泳いでほしい
(高いんだから!)

そんな願いを込めて飼育をしていました



順調にみえたアロワナ飼育


しかし、「その時」はあまりに突然にやってきたのです

飼い始めて一年ほどしたある夏の日

アロワナの体表が真っ白な雪のようなもので覆われ始めたのです

今思えば明らかな病気
今であれば治療も出来たことでしょう
ケータイひとつで何でも調べられたことでしょう

しかし、そんな便利な機器の無い時代
当時のわたしはたいして手を施すことが出来ず
水替えをして、メチレンブルーを入れて、
ただ、見守るのみ

次第に雪の模様は全身を覆い尽くし
アロワナは水面で力無く浮かぶようになりました

そして数日後
アロワナは静かに息を引き取りました
物言わぬさかなとの静かな別れでした



アロワナが死んだ



悲しさ、寂しさ、悔しさ
言い表せない複雑な気持ちが交錯する15歳のわたし


わたしは死んだアロワナを網で掬いました
大きな網から溢れるほどの大きさに成長していたアロワナ
きっと30㎝ぐらいにはなっていたでしょう


最後まで飼ってあげられなくてごめんね



・・そして、このお話はおかしな方向に進んでいきます・・



わたしはアロワナの入った網を持ち
激しく水切りを始めました

天から降り下ろす
もっと振り下ろす

一滴まで水を残さぬようスナップを大きくきかせて
それはまさに天空湯切りの如し


そして十分に水気を切ったアロワナを

その遠心力もままに、部屋の一階の窓から
わたしはアロワナを畑へ投げました


美しい放物線を描いて宙を飛ぶアロワナ

キラキラと太陽に反射する鈍く銀色に輝くボディ



どさっ!!

想像以上に大きな音をたて地に堕ちたアロワナ


堕ちた先は狙い通りの場所
夏の太陽を浴びてたわわに実った
トマトやきゅうりのなる夏野菜の畑へ



数日後、畑の世話をしていた母が驚きと怒りの声をあげました


「誰や!こんなとこに魚捨てたんは!?」

もちろんさかなを飼っているわたしに向けられた言葉

そして続くこの言葉


「猫が来るからこんなとこに捨てたらあかんやないか!」


猫、が、来る、から、畑に、捨てては・・、いけないんだ


【変換】

そうか!
野良猫たちがやって来ちゃうから
さかなを畑に捨てちゃいけないのか!


納得するわたし



あれから年月を重ね
大人になったわたしは友人のこの話をしたことがあります

口を揃えて頂戴する友人たちの声

「死んだアロワナを畑に捨てるあなたもあなたなら、
猫が来るという理由で注意するおかんもおかん!」


・・ごもっとも・・



~再びさかのぼって~


わたしはその時、母に言いました

「じゃ、畑に埋めよっか」

母は一言

「苗植えるからあかん」





命の尊さはなんですか?

小さい頃、命の尊さをおじいさんに教えられたはず

16歳にもなって、旅立った生き物を畑に投げ入れる冒瀆

お許しください神様
(畑の肥やしになると思ったの)




・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


独占激白
禁断のアロワナ最期の日

わたしには大き過ぎたアロワナ飼育
そして罰当たりな結末

その日以来アロワナ飼育はしまいと決意をした
16歳の夏






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コメント

あーはっはっ。

ダメだこの記事。笑っちゃいけないのでしょうが。

ツボにはまった。

水切り事態どうかと思うのに、窓からから放るって、どんな神経?

怖い青春時代のちっぷしゃん。


そして、なんでそんな狙い通りの場所に。

だめだ、涙が止まらん。

あー、受ける。仕事サボってみるんじゃなかった。

田村ちゃ~ん?

見~た~な~w

あまりの残虐描写にみなさまドン引き、
コメントもそりゃあ入らんわ!
…な記事

罰当たりなお話で申し訳ございません
コメントありがとうw

この記事は何度も後から消そうとしたんですよ、我ながらひでえ!ってw

田村ちゃんの素敵な命の尊さのお話と真逆でほんとすみません。。。

さかなって死んだら窓から捨てるものじゃなかったのね。。。w

No title

ちょっとアロワナが気になって調べてたらここへ。。。

買って帰るときのことばかり考えてたので。。。
とても参考にφ(`д´)メモメモ...

ってかさっきニョロニョロを処分したあとで。。。

すみません、逆にテンション落ちてたのに笑いが出てきましたwww
いや、思いつきもしなかったw
確かに水切りしとかないとその方法はとれないね!
賢いですよ、当時のちっぷさんw

ボンさん♪

にょろにょろちゃんと水切りした?w
ちゃんと天から振り下ろすのよ!

ほんとにすみません、とてーも罰当たりな記事で…w
よりによってなんで田村チャンもボンチャンも此処にたどり着くかなぁwww

でもさぁ、そんなことより!
アロワナ調べてるの??(゚〇゚;)
よからぬこと考えちゃダメよ
餌はコオロギよ!
高校生の僕も金魚あげたり、でも金魚は高いから、おがくずに入った小さなワームを割り箸であげたことも… 

震える手でやるもんだからポトンと落とした先は床の絨毯…
もちろん絨毯の中にもぞもぞ入っていったわ…_| ̄|○

それ以来生き餌も止めてアロワナへの愛情も…  

悟った…
あれはヤ○ザの応接間で買うさかなじゃね?ということw
ウブな男子高校生には無理だった

可愛い雑魚ちゃんにしといたほうがいいわよ♪


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ちっぷ

Author:ちっぷ
さかなが触れないくせにさかなを飼い続けるおっさん。

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