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喝采のヴァージンロード

どうしても、欲しかった

だから

生温かい泉に、手を入れて、掻き回した

手にそれは、ねっとりと絡み付いた



そこまでしても、どうしても欲しかったもの                     

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それはまるで、難解な知恵の輪

天と地がひっくり返ったような、大人のパズルだった



最愛のウォーターローン

あるときは、千切りキャベツになり

あるときは、一生ほどくことのできない、知恵リング



~あれから数週間~

喉から手が出るほど欲しかったものが

もう、手の届くところに、ある

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わたしを縛っていた金網は姿を消し

母なる大地を、緑の世界に塗り替えていく



豊かに、そして優しく広がってゆく、ウォーターローン

祝福する、そのときを待つかのように整列する、アルビノグローライト

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まだ、知恵の輪ゾーンはあるけれど

そんなときは、指をそっと優しく、入れてやればよい



人の見えぬ、地の深くでぐっとそのときを待ち

また新たな芽を出す光景は、感激のヴァージンロード

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ブセの森の正面に、顔を出し始めるウォーターローンの新芽

絨毯だって、夕陽だって、もう奇跡じゃない

耳をすませば

空からキラキラと財宝が降ってくる音が聴こえた



そして届いた、夢のような現実

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この厚みは、きっと、札束に違いない


おめでとう

そんな祝福の声に

わたしは、降り積もった札束を踏みしめて、歩いてゆく




あなたの喝采に、こころよりの感謝を
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ライフ・イズ・ビューティフル

人生って、なにがあるかわからない

いのちある限り、どんなサプライズだって、受け入れたい

気が付いたら、大切なものが、水から顔を出していたとしても

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アルアナの夕陽、水面からそそり立つ

水が蒸発した? 猫が飲むから? 水面を突き破るほど元気に大きく?

答えはきっと、全部



にょきにょきと成長するアルアナをトリミングしてみることにしました

燃えるような夕焼けを、もっとたくさん見たい

わたしは恐る恐るハサミを入れました

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命を、絶ってしまうのではないか

不安な気持ちに押し潰されそうになりながら、
 わたしはハサミを持つ手に、そっと力を込めました



切り取られた二本のアルアナ

それは、今わたしの手の中に

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これを増やせば巨万の富

ふと浮かんだいやらしい考えは

鍵付きの脳に閉じ込めました



そして切り取った二本のアルアナを、そっと優しく大地に差しました

片手にカメラ、片手にピンセット、そんなアクロバティックな体位に、さよなら

指先に全神経を集中するために、カメラはそっと置きました

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あとから撮ったところで

綺麗に並んだアルビノグローライトが主役のような写真になりました



3本の筋から始まった、夕焼けは

今、5つの光となりました

そしてその前に植えられたブセだって、こんなに輝く玉を吹き上げています

途切れることを知らないように、こんなにも、連続で

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いのちの輝きって、素晴らしい

わたしはうっとりと気泡を眺めながら

さらにその前、ガラス面に沿うようにある、もうひとつの水草

金網から解き放たれたウォーターローンを見て、口元が緩むのでした




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愛してると叫ぶにはまだ早い

もしも願いが叶うなら

あの夕陽を抱きしめたい


それは、桃色の瞳が見つめる、水中の世界

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もしも願いが叶うなら

わたしは草原に寝転がって、燃えるような夕陽をこの目で、どうしても見たい



アルアナのサンセット あれから



2014年の幕開けに北の大地から届いた水草は

ひとつぶの光の玉を纏って、輝き始めています

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溶ける、枯れる、畑

そんな不安を吹き飛ばすかのように、憧れだった夕陽は今、確信に変わりつつあるのです



水草を育てるテクニックなんてないけれど
それはきっと眩い光のおかげ、CO2添加の賜物

でもやっぱりこの姿は、嬉しいのです

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こんなに玉、つけちゃって

わくわくするようなバブルは、命の源となり水草を育ててくれることでしょう



そしてそれは

ときに悪戯で、官能的な風景も見せてくれるのでした

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想像力はときに、罪でしょうか

ふわりと浮かんだ台詞をわたしは、そっと心の奥にしまいました



そしてもうひとつの水の草

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ブセ、その先の名前がやっぱり覚えられない
 なんて聞いたら水草はいじけてしまうかもしれません

あの日の心配が嘘だったかのように
 じっくりと、それでいて逞しく葉を伸ばす、ザ・ブセ



眩し過ぎるアルアナサンセットブセの競演

憧れから始まった恋模様は、手に届く真実となったのです

燃えるような夕陽を、緑の草原から眺めたい

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なんだかチクチクするよ

大草原はちょっと心がくすぐったくて、でも、すごく幸せな場所


優しく包み込んでくれる

完 全 別 物

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寒中バケツから始まったウォーターフェザー

燃えるようなアクアスカイに照らされて

むしろこれでいい、そんな謎の物体になったのでした




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悲しきカメレオン

大袈裟な二重のビニール袋でその店の本気がわかる、と思う

海老を買ったときに足場を入れてくれる

水草を買えば、もちろん酸素を入れてくれる

そんな生き物への気遣いが嬉しい



だから、泳ぎ回るさかなは、大き目の袋に入れてくれる

そんな、本気の店から連れて帰ってきた、ちょっといびつで大きなピース

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なにかが出ているシクラソマフェスタ

慣れない環境でもリラックスしている証は、大物の予感



まだ15㎝ぐらいの若魚ながら、赤く発色を始める尾と、青く浮かび上がるブルースポット

祭りと名の付く通り、成魚になれば、
 が見事に混じり合った、まさにフェスタカラーに変貌するシクリッド

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なによりこの、さかならしい、いかにもよく泳ぎそうな流線形のフォルムがたまらない

自然を切り取ったかのような水槽に、小型美魚を散りばめるのも、いい

たっぷりの水量で、大きなさかがが自在に泳いでいるのも、またいい



しかし、シクリッドの混泳には、さかなたちの命をかけた戦いがある

生き抜くための戦いが、ここにはある

ボスの座を奪われてはならない、ビエジャレガニが狙う

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「新入りは、いらない」

そう表情に表すところも、正直でいい

うっすら開いた口からは、鋭利な歯を覗かせている



後から来たものは圧倒的に不利

強いものは勝ち、弱いものは負ける、ただそれだけの、戦い

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追いかけられ回すフェスタ

水槽の端から端まで、全速であとを追うレガニ

気を紛らわすカエルレウスが、邪魔をする



静かな、たったひとりの世界であれば美しく発色するシクリッドも

ひとたび混泳する仲間がいると、どす黒く、鈍い色に変化を遂げる

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見ている者を悩ませ、ハラハラさせる、シクリッドを飼うということ

もう一度、輝いて透きとおるような発色を見せてほしい

それは、命をかけた混泳の記録



これが第一のアマゾン川


そう強がりを言ってみる




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未来に続くパズル

出来上がってしまえば、あの日の苦労も忘れられる

でもそうじゃない

ひとつひとつ、ピースをはめていくことが
 面白くて、わくわくして、愛おしい

それは、混泳と言う名の、ジグソーパズル



アマゾン川では泳げない

これがはじまりのアクアリウム

第一のアマゾン川

復活をしたことさえ忘れるかのような、当たり前で幸せな日常が、ここにある

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美しすぎる造花も、復活した

ハイターを入れたバケツに放置すること、一か月以上、その存在を忘れていた

色あせることのない、つくりもののグリーンの陰で、黄色いカエルレウス5匹も元気にしている



そして色味を増す、ビエジャ・レガニ

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最初にここに来たばかりに、ボスのように堂々と振る舞う姿が、微笑ましい

このまま、ボスでいることが出来るのか

いつか、その座から陥落するのか



その鍵を握るのは、もちろん、ワイルドオスカー

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鮮やかだった模様が滲んでいく姿に寂しくなり

太り散らかしていく成長に、わたしは心の底から、嬉しくなる



やっぱりワイルドオスカーが、好きだ

わたしはじっくりと、ブロンズ色の体色に見惚れる

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第一アマゾン川にはオスカーがよく似合う

このまま彼が悠々と泳げる第一アマゾンであっていい

彼がいれば、もうなにもいらない、とも思う



むむ!!

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猫が必死に覗きこむ水槽の中

それは、見落としそうになる、見事なシンクロ



禁断の、オスカー同士の混泳

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一週間前に連れてきたタイガーオスカーと仲睦まじく泳ぐ姿

アマゾン川で一緒に泳ぎたい

嬉しい裏切りに、わたしはほっと胸をなでおろす



一瞬でぴたりとはまるピースもある

いつまで経っても探せないピースだって、ある

ときに乱暴に、ねじ込むピースも、あるかもしれない

未来に続くパズルは、ひとつひとつの命をはめていくこと





力の限り乱暴にねじ込むピースも、嫌いじゃない

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両手で抱きかかえるほどのビニール袋の重さが嬉しい、フライデーナイト



つ づ く




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恋してバナナジュース

貝を耳に当てて、聴いてごらん

そっと、目を閉じて

ほら、あの波の音が、聴こえてくるだろう


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すごく、尖っている

いろいろなカタチがあって、いい

小さな泉が、大きな海になるために、それは必要だった



300円ほどの貝セットを買った

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残り3700円は猫のカリカリで、なんとか送料無料にした



貝の成分が溶けだして水質が変わってはならぬと、その中から数個だけ選んだ

夏のあの日にふさわしい貝を、選んだ

冷たいピンセットで、優しく、つまむ

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波打ち際に流れ着いた、

そうイメージしながら、そっと、バナナの横に、置いた



なにか、大切なものが、足りない

もうひとつ、どうしても我慢できないものがあった

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大切なものはふたつ、でよかったが、100円で大量に手に入った



こんなにもなめらかで輝く玉が、砂浜にあるわけがない

貝から溢れるジュースよりも、ガラスの玉にリアリティはあるのか

夢と現実の狭間でわたしの心は揺れた



自制はきかなかった

わたしはそっと、宝玉を、おいた

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ネイチャーアクアリウムとは、なんだろう

でもせめて、バナナの両脇でなければ許されるのだろうか



許しを乞うために、宝玉は三つ、置いた

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バナナとは距離が離れている

もうひとつの言い訳に、わたしは心のつかえがすうっと、取れた



こうして波打ち際の風景は完成した

この貝は、この玉は、どこから流れついたのだろう

それぞれに物語があると、信じたい

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波打ち際に打ち上げられた、ゴミ

ふとそう見えてわたしは、哀しく、笑う



小さな小さな、南の島

4年目を迎えた小さな水槽は、灼熱の、でもちょっと気の早い夏を運んできてくれた

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古い曲げガラス水槽だって、なんとかなる

昭和の名器だって、使いようによっては、海になる


大量に残った貝とビー玉は、どうにもならない





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※今回の物語は、のっけうしさんからアイディアをいただきました
ありがとう!w

砂に書いた I LOVE YOU

熟れた女は、それをちょこんと指で、押した

「かわいいね」

目尻の皺も気にせず、おどけてみせる


そしてわたしは、ポケットから小銭を出した

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はち切れんばかりに、実りきった淫靡な果実

わたしは、宝物のようにそれを持ち帰った



それだけでは飽き足らないわたしは

天国から取り寄せたかのような白い砂も、買った

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またもおじいに、貢ぐ

ただの砂さえもブランドにした、ADAに、負けた


袋の端を鋏で小さく切り、小さなバケツに注いでゆく

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さらさらと舞い落ちる砂は、あまりにも、優しい



指の隙間からこぼれてゆく砂は、あの夏の思い出のよう

何度洗い流せば気が済むのだろう

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いつまでも白濁する水を出し続けた



ようやく水が透明になるころ
 わたしにひとつの疑問が浮かぶ

どうしてこの砂を水槽に入れればいいのだろう

答えは簡単だった

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我ながら発明だと思った

銀のスプーンに盛り
 このままそっと地表近くで優しく手首を返せば、いい

わたしは、左手にスプーン右手にカメラを抱えた
 若干アクロバティックな体勢、というのは気にしないようにして。



その瞬間は、記録をしておきたい

ごつごつとした砂利から、輝く白い砂に変わってゆく、その瞬間を



結局、手が、滑る

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隕石どころではなかった

愛してる、と砂に描く筈だった

スプーンを持つ手はいとも簡単に滑り
 大量に盛られた砂は、全量落ちて、舞いあがった



本当はこうやって優しく注いでいくはず、だった

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あとから写真を撮ったところで、それは偽装でしかない



白い砂に気を取られてすっかり忘れ去られた、果実
 カサカサになったそれを、砂の上に、あしらう

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たわわに実った、完熟のバナナプラント

それは白い砂浜に描く、新しい恋のはじまり



ようこそ、灼熱の南国へ

それは第三アマゾンからの、華麗なトリップ

熱い太陽と白い砂の輝く、あのビーチへ

この景色と、あなたがいれば、もうなにもいらない

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ビー玉2~3個?

よからぬ欲望が脳裏をかすめた





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湖のメタモルフォーゼ

「そのまま水槽に入れるだけ!」

そんなキャッチコピーに安心しきって

早 4 年

アヌビアス付き流木
 小さな水槽で、ただただ、大きくなっていました

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「そのまま水槽に入れるだけ!」

そうは書いてなかったコバルトブルーグラミーは

もう、ここには、いません

泳ぐスペースも無い小さな湖で、命を永らえることは出来ませんでした



さかなたちが、さかならしく、泳げるように

小さな湖から、それは大いなるのように

わたしはこの第三アマゾンを変革することにしました



4年間、一度もリセットしたことのない水槽

その立役者は、この砂利だと感じています

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ゴツゴツとした砂利の隙間に棲みつくバクテリア

水を浄化させ、シャワーに負けない水を創り出す、いのちの源

いつの日か潰れてゆくソイルとはまた違った、趣や機能美があると感じています




わたしはその砂利の上に、小さな石をあしらいました

立体的に見えるようにと、何度も石を組み替えました

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上から狙いを定めて、ただただ、落とす

まるで隕石が堕ちてゆくような光景だったことは

言わないほうがよいか、とも思っています



そして

一度も水槽から出したことのないアヌビアス付き流木を取り出し

大胆にカッティングをしました

そして再び、水槽へ、今回は縦に配置をしてみました

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昔のように小さくなったアヌビアスを懐かしみました

わたしは初心に帰り、小さなバケツでぬるま湯を優しく入れました





4年間一度も手を入れたことのなかった水槽

小さな湖は、椰子の木と乾いた岩肌が似合う景色に、なりました

モーターが丸見えの、隕石が堕ちた光景と、なりました

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水草を右側に立て掛ければよかったと、後悔しています

多種多様なさかなたちがもっといた筈、そんな気もしています

今となっては、砂利がなんか違う気がすると、震えがきます



わたしの胸の奥で、欲望がごうごうと音を立てて湧きあがるのを感じました

第三のアマゾンが紡ぐ、きっと新しい物語

その期待にわたしは週末が待ちきれないのです





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1%のハッピーエンド

長きにわたり、戦いを余儀なくされた

あの金網デスマッチは今宵、これが真の最終章

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今じゃプレコの休憩場所

ガラス面に沿うように、それはわたしを喜ばせるかのように根を張っていたウォーターローン

それはフネアマガイという自動クリーナーによって、一夜にして根こそぎ剥がされたのである



いつまでも枕を濡らしているわけにはいかない

金網にもし根がついていたとしても、今外さなければ一生外せない気がする

わたしは静かに、そして力強く、金網を持ちあげてみた

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金網心中

力強く根を張っていたのは、そう、金網に張っていたのである

ブチブチと、命が引き千切られる音

これが最後になるかもしれない、と今度ばかりは耳を塞がなかった



辛うじて地中に張る、僅かばかりの根

片手でそれを抑えながら、もう一方の手で金網を外していくも

もはやほとんどが水中に解き放たれてしまった

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金網が付いていたことは、そんなに不自然なこと?

ふと、そんな思いが過る

でも、もう、戻れない



水中を舞う塊を掬いあげ、ピンセットで刺していく

しかしそれは、土に埋められることを拒むように、すべてが戻ってくる


わたしは、ピンセットをそっと、テーブルに、置いた

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とどのつまり、指

葉なのか、根なのか、この際どうでもよかった

ソイルの感覚を確かめながら、ウォーターローンを己の手で押し込んでゆく



散らかっていたって、いい

上下が逆さまだって、いい

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そしてついに、金網の無いウォーターローンを手に入れた



すべては外された

金網とのラストマッチは力づくの勝利をおさめることが出来た

わたしを縛っていた忌まわしきルールからの、解放

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金網との戦いが、これが最後だと思うと、なんだか寂しい




そして、一日経過後

ウォーターローンという水草は

見たことのない異次元へわたしを連れて行ってくれた

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100%千切りキャベツ


これで根が張るだろうという99%の勝算

わずか1%の思い上がりに、成り下がった




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遠き山に陽はおちて

憧れのあの夕陽を見てみたい

どこまでも紅く、燃えるような

それは、憧れサンセット


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それは、遥か遠く1000キロを超える距離を旅して、到着した

ガムのテープで雁字搦めにされたビニール袋が愛おしい



わたしは逸る気持ちを抑えきれず、静かにハサミを入れた

封を開けたその瞬間

北の大地の冷たい空気が鼻孔をくすぐる

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憧れの夕陽をこの目で見てみたかった

アルアナサンセット

そして、豪華絢爛ブセセット



不安な気持ちが無い、といえば嘘になる

ブセのその先の名前がわからない、というのは本当である

そもそも育成の難しいこれらの水草が果たして育てられるのだろうか?


なにはともあれ、彼らの特等席を用意するのが先決である

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どこをどう切っていいかわからない

そんな気持ちのまま
 わたしは無心でハサミを入れ続けた



そして、拓けてゆく大地

その水草を待っていたかのように枯れた土壌は姿を現した

わたしはおもむろに新品のソイルを、天からざざっと流し入れた

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それは北海の雪のように

しずかに水を舞いながら

降り積もっていった



北の大地から届いた、暖かな贈り物

のっけうしさんありがとうございます!!

北海道から1000キロの距離を旅した水草は、輝いています

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センスもなく、植え方もわからないけれど、今しっかりと大地に埋め込みました



そして、「アルアナの夕陽」

あまりに素敵な、その名前
あまりに高額な値段に目が飛び出したショップでのプライスポップは忘れません

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みどりしかなかった世界に、光り輝くふた筋の夕陽

それは燃えるように紅く、水の世界を照らしています



冷たいはずの北風が、今はとっても暖かく感じるのは何故ですか

それは夕陽の暖かさでしょうか

まだ見ぬ北海道から届いた愛は
 わたしをとても暖かな気持ちで満たしてくれました



袋の底に札束でも入っていないか、確認したわたしは、罪ですか?




のっけうしさんありがとうございました!
たっぷり愛します!




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神様のウォレットケース

時間が止まったかのように、しんと静まり返る

踏みしめる玉砂利の音さえ、冬の空に響き渡った

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わたしは静かに鳥居の前で、深く頭を下げた



2014年1月1日 丑三つ時



北島の親父の最後の雄姿を目に焼き付けたかった

ここに到着したのは深夜二時を過ぎていただだろうか



パチパチと音をたてて燃え続ける火に手招きをされた

歴史を刻んだ大木たちが燃えてゆく様を、愛おしむかのように眺めつづけた

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身体の前と後ろを交互に炙り続けながら

目の前で大きく立ち上る火柱を眺めた



それは、冬の花火のように

いつまでも舞い上がり続ける幾千の火の粉を、 
 大きく天を仰いで、見上げた

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寒いはずなのに、とても清々しい気持ちに思わず、深呼吸

冷たい空気と暖かな空気が同時に肺を満たす

なんとも心地いい気分でわたしは、咳きこんだ



ふと我に帰り、神様への感謝を伝えていなかったことに気付いた

竹筒からちょろちょろと流れる水で手を清め、新しいハンカチーフで手を拭いた

そして、静かに社殿の前にすすんだ

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500円玉は見なかったことにして、100円玉をそっと財布から取り出した

カラカララン

賽銭箱に優しく落とす

そして静かに、

手を、合わせる


「巨万の富が手に入りますように」



空が白々と明るくなるころ、民は集まりだした

初日の出に手を合わせる

素敵な日本の風習に、なんだか嬉しい気分になる

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日の出は見れなかった


うっすらと明けてゆく2014年の滲んだ空に向かって
再び、手を合わせた

「皆々様にも小銭が降り注ぎますように・・・」



・・・・・・・・・・・・・・・・・・



深夜二時半から五時間、木を拾い集め、黙々とくべ続ける
そしてたまに大鍋をかきまわす、
 それはまるで地獄の門番のようでした

神に仕える仕事は時給0円の甘酒作り当番
田舎ならではの正月恒例の地域当番制

近所の担当おじいと他愛もない話に花を咲かせているうちに
売れない甘酒店は朝を迎えたのでした


新年あけましておめでとうございます



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罰が当たりませんように・・・



プロフィール

ちっぷ

Author:ちっぷ
さかなが触れないくせにさかなを飼い続けるおっさん。

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