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年忘れアマゾン大感謝祭

それは、思い出のページをめくるように

2013年という一年が、素敵な一年だった、と振り返れたら


今年最後の記事を、感謝の気持ちを込めて




2013年

1月

暖かなライトの上で寛ぐ猫

2013年の幕開けは、その淫らな姿から始まりました

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そこには、弾けんばかりの、大きなくす玉

だから

パンパンだから

雄猫の、アレを、ナニしました

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そして彼は、永遠の少年になりました



2月

なにものかの仕業によって引き起こされた、完全犯罪

蓋の閉じられた第三アマゾン川の流木

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たった一夜にして、になるという密室のトリックに日本中が震撼しました



一枚の写真は疑惑を呼びました

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わたしは蓋をセロテープでとめました

水替えさえも出来ない、という事実に後々気付いたことは、言うまでもありません



3月

キャビネットから津波のように溢れだした、アクア用品の数々

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誰もが陥る水槽回りの収納に革命を起こしたことは、遠い昔のような気がしています


それまで、上に放りこむことしかしなかったわたしに
掃除神が降臨したのです


コジマジックさえも驚かせる脅威の収納マジックを完全公開しました

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あれから、また上にふわっと放りこんでいる、わけはありません



4月

さかなとの暮らしが、大きな転機を迎えた4月

人生初の夢のCO2システム導入に踏み切りました

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夢の詰まった微細なバブルは、水の世界を命の輝きで彩り始めました


しかし

僅か2秒でボトルを空にするという
 戦慄のジェット噴射事件が起きたのもこの頃です

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手が千切れるほどに凍ったボトルと高鳴る心臓の鼓動は、まだ忘れることが出来ません


そして、CO2に調子づいたわたしが

刃を付けることに気付かず、一生キコキコこすった、プロレイザー

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刃が付いた今となっては、今年買ったもので一番大賞と呼べるでしょう



5月

この深い断崖の底から帰ってこれたことは

奇跡と呼ぶにふさわしいかもしれません

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東尋坊殺人事件

それは現代に甦る、火サス劇場でした


そして

15のわたしへ向けた懺悔の記録

ピラニア物語は、生き物を飼う責任を自分自身に問いかけることになりました


色のついた海老に夢中になっていたのはこの頃でしょうか

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海老は溶ける、ということに気付いたのもこの頃でした



6月

日本海の思い出にと、胸に抱えて何故か買った貝の詰め合わせは

ひとときの癒しをもたらしました
 
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エアープランツさえも、瞬時に枯らしたわたしが、水草を育てられるのでしょうか


海老の脱皮という、決定的瞬間を逃し
 悔し涙に濡れたのも、この頃でした

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その涙を洗い流すように

初夏の太陽はわたしにシャワーをフルグリップで握らせました

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水道水で満たされた水槽の中で

新たな生命体が誕生しようとは想像し得なかったのです


黒光りする高額商品、カルボーンシュリンプが勝手に生みだされました

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溶けました



7月

水草をハイターで漂白し、アクア界の風雲児となりました

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そもそも造花を使うというトリックに、
 多くの民が騙されたことでしょう


式年遷宮に湧く伊勢神宮で
 西川ヘレンと恋に落ちたのも、この頃

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ヘレン姉さんの低音で絞り出される声色
 そして木のぬくもりは、忘れることが出来ません



8月

男と女が絡み合った、夏の宴

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汗ばんだ肌を川のせせらぎが、女をたっぷりと、濡らしました


飽き足らない男と女は
 年甲斐もなくプールに繰り出し、ハダカで人混みに揉まれました

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おじいとおばあは、シミ・しわ・くすみという夏の思い出を、持ち帰りました



9月

キューバパールの絨毯に抱かれたい

願いを込めた980円を無駄にするわけにいはいかない

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天にそそり立つ、御柱を建立しました


しかしそれは、いつしか天空の一口サイズに成り下がり

最後まで根付くことはありませんでした

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今ごろ、畑に根付いていてほしい

そう願うばかりです



10月


無くして初めてわかる

かけがえのないもの


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アマゾン川の崩壊は、大きな悲しみをもたらしました


懺悔と追悼の日々

二度と戻らぬ、この景色

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わたしは、さかなが死んで涙するということを、知りました



11月

心の隙間を埋めた一匹のヤマトヌマエビから始まった11月

そして、出会ってしまった、金網

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ウォーターローンいう水草がこの後

わたしを雁字搦めにするとは気付く由もなかったのです




そして、12月

富士の頂で重なりあったふたり

熱く濃厚な口づけを交わした淫靡な貝は
 見事な放物線を冬の夜空に描きました



そして、2013年をしめくくる主役の復活

やっと出会えた運命のワイルドオスカー無選別

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さかなたちが奏でる、幾多の物語

男と女が絡み合う、おまけの物語


アマゾン川では泳げない


ご覧いただき本当にありがとうございました

星の数ほどの交流に

笑って、泣いて、また笑って

何度も励まされたことは言うまでもありません



感謝しきれぬ思いを

心をこめてエア花束




みなさまにとって来年も素敵な一年になりますように

良い2014年をお迎えください

ちっぷ




一年間ありがとうございました!
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おまけ

2012年回顧録

僕とさかなの365日

内容は今年とたいして変わってないという、進歩の無さ・・
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突然だ 恋は 突然だ

ま!ぶ!し!い!

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突然すぎる事態に岩山に挟まるプレコ

なにかがこの水槽で起こった、まぶしい、と?



それはあまりにも唐突に


2013年を締めくくる

そして2014年を照らす、新たな光の物語


歳末お買いものスペシャル
  ~またあのおじいの懐が潤うよ~

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これがあの金網地獄に見えるだろうか

2代目ガメラ育成水槽に見えるだろうか

アクアスカイは、ただそこにあるだけで、それっぽく見えるのは流石である



水槽のみならず、部屋の雰囲気さえも一変させる眩しさ

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侘び寂びとは無縁に、ただただ、眩しい

電球色で照らされた、優しい部屋の雰囲気を悪戯に、壊す



よくある光景のように、ビフォー写真で懐かしむ

これがそれまでのZENSUIのLED

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落 ち 着 く・・・

青みがかった静かな光である

暗いといえばそれまで

しかしわたしは過去と決別したのである

あのおじいに貢いだ金は、もう、戻らない



2013年を締めくくる最後の散財、アクアスカイ451

それは来たる2014年への、栄光の架け橋

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この小さな45㎝の箱庭から

来年はどんな物語が生まれるのか



「夢」「希望」「愛」「願い」・・・「謎」

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まだ諦めきれない、あの、金網



でも今宵は何も考えず
 
 いつまでも眺めていたい


どこまでも輝く、夢の世界を

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年賀状を書くことを忘れていた

うっとり泡を見ている場合ではない




今年を締めくくる記事を、最後にもうひとつ書かせて
だから、年賀状は今年も殴り書き?・・・ぽち!
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ガラス越しの接吻

女はそれをガラスにそって滑り上げ

へりに到達するやいなや、

僅かばかり、爪を立てて、すっぽん

改めてわたしは、その吸いつく力に目を輝かせて、180円を払った

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濡れている

ピンセットを持つ手は、震えていた

その黒光りした妖艶な塊を、静かに水に落とした



フネアマ貝、再び

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なんとも艶めかしいタイツ模様

先代のフネアマガイとは随分違う印象である

しかしながらガラス面のコケを落とす能力は、言うまでもなく

苔取り世界一の異名を持つだけのことはあろう



だからって、こんなところを通らなくても

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ウォーターローンを、根こそぎ蹴散らかしている

わたしは言葉を失った



ガラス越しに、毎日少しずつ地中に根を張るウォーターローン

その成長をとても楽しみにしていた

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しかしフネアマガイは

わたしの心を弄ぶかのように、地中をどこまでも進み続ける

心躍っていた日は、もう戻らないのか



そして、彼の通ったあとに姿を現した

見事なまでの、フルヌード

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少しぐらい隠れているほうがいいに決まっている

そんな想いが脳裏をよぎる



だったらいっそ

だったらこの機会に、忌まわしき金網をはずしてやろう

きっとガラス面以外は根を張っている、筈

わたしは金網にそっと手をかけて、持ち上げた

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全部付いてきた



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


信じていました

もう流石に根を張っているだろうと

しかしそれは

金網に根が張る、という八方塞がり





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約束のメリークリスマス

それはそれは小さな幸せでした

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きっといつの日か

この大きな川の主になることを願って


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


先週連れてくることが叶わなかった、アマゾン川の主

指折り数えた、とはこのことを言うのでしょうか

一週間経った今日の日、わたしは彼を迎えに行きました



それは奇しくも、少し早いクリスマスプレゼント

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「焼いてくれ」

猫も待ちに待った鮮魚の到着

いつか鯛みたいに大きくなったらな

そんなジョークさえ笑い飛ばせるようになったのかもしれません



わたしは逸る気持ちが抑えきれず
 いつものように早々に、袋を開きました

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~ちゃぷ、ちゃぷ、と水槽の水を入れながら~

今まで何度、この水槽でこの風景を見てきたことでしょう

ついにこの日が来たと、
 わたしは目の奥がほんのり暖かくなったような気がしました



獲物を狙う猫の鋭い視線さえ、懐かしくも感じるのです

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視線の先は、解き放たれた空のビニール袋

すでにもう大きな川に放たれた、小さな、小さな、いのち



1000円札を握りしめて

それはアマゾン川の約束

そしてわたしにとって、少し早い、クリスマスプレゼント

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ワイルドオスカー、再び

5cmにも満たない小さな身体で

まだ少し怯えながらも

しっかりと自分の力で泳ぐ力強さ

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幼魚の頃の模様がはっきりしているほど
 大人になると地味になる、とも言われています

でもどんな姿になってもいいのです

店員がまたもぴゅいっと選びもせずに掬ったとしても

どんな姿でも、彼は大切なこの川の、主なのです



この先、彼がどんな変化を見せてくれるのか

そして、どんなドラマを見せてくれるのか

わたしは期待に胸がざわざわと踊るのでした

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ファインダーの隅に写る黄色い影

またも、「志村!後ろ!」



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



今日も生きてる?

そんな確認をする懐かしい毎日が、ついに帰ってきました


これっぽっちも癒されないアクアリウムの再開

ありがとう、復活




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失墜の飛べない鳥


暖かそうな光の洩れる部屋からは

家族の明るい笑い声が聴こえる

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外は凍える冬の雨が、静かに、降り続いている

夜が明けない朝はない

そんな台詞が、ぼうっと浮かんでは、消える



なにも思いつかない、思い浮かばない

言い訳が見つからないまま、わたしは一歩を踏み出すしかなかった

雨に濡れたまま、そーっと凍えるバケツを覗いた

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水草を買ったことをすっかり忘れていた


つい4日前のこと
わたしは何も買わずにショップをあとにした、筈だった

そう思って、オスカーを買えなかったことを、記事にした

水草を買ったことを見事に忘れて、
意気揚々と3年目突入に、心躍らせていた




寒空の下でいくつの星を数えたことだろう

さぁ、暖かな部屋へ

そしてアマゾン川へ

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も は や、岩のり


こんな緑のおぞましい物体に380円は、安いのか高いのか

もはや意識はあさっての方向に向かっていたのかもしれない

そして裏側には、硬質な手触りがわたしを不安にさせる

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約 束 の 金 網

とろろ昆布のような物体を雁字搦めにする、金網というトラップ

今すぐに外すこともできない



わたしは迷うことなく水面の上にそっと、かざした

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静かに水の世界へ落とす

金網の重さに引き摺られるようにして
 
岩山に堕ちていった



しかしそれは次の瞬間

~まるで昔からずっとそこにあるような~

思わぬ美しさを見せてくれた

水の中を漂う、羽のように

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ウォーターフェザーという、初体験

凍える水の中に閉じ込められていたことが嘘のような、豊かな、茂み


水草を育てることはあまり難しく考えないほうがいい

そんなことをふと思って、胸が少し、軽くなった



しかし

この金網の未来は、考えざるをえない

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はずすタイミングは、きっと一生、わからない



いつの日か、金網から解き放たれ、大きな羽を広げることが出来るのか

金網に縛られたウォーターフェザーと、ウォーターローン

わたしのこころはいつまで経っても、飛べそうにない




育て方はきっとここに、あって!・・・ぽち!
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アマゾン川で泳いでみたい

2013.12.15 Sun

-AM7:50-


鈍い音が耳元で反復している

音の正体を探し、まさぐってみる

わたしは日曜の朝に届いたメールを呪った

仕方なく、開封マークを指でなぞる

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「ワイルドオスカー入荷しました!」

ショップのメルマガにわたしは布団から飛び出した

ヘックシ!

慌てて飛び起きた自分がちょっと可笑しい



-AM11:20-

ショップに到着するやいなや

店内奥の大型魚コーナーに向かう


たしかに、いた

大きな水槽に囲まれた場所に、幼魚だけがひしめく水槽

ワイルドオスカー 980円

金魚すくいのような3cmほどの小さくて愛しい命が、いま目の前で泳いでいる


すかさず店員を呼んだ

彼は選別する間もなく、ざっと一匹掬った


運命のワイルドオスカーは、いとも簡単に決まった



手早くパッキングする店員を横目に
 わたしはレジで意気揚々と1000円札を出して用意していた


「ちょっと調子がよくないですね・・・」

思わぬ店員の一言、そして彼はこう続けた

「また来週ぐらいに来てもらえると・・・」

いつもの激安店の、意外に真摯な対応

ほとばしる衝動にわたしは無理やり蓋をして、なにも買わず店をあとにした

これも運命



「アマゾン川では泳げない」

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ブログをはじめてついに3年目に突入

だから3年目のアニバーサリー記事は、盛大に大感謝祭をするつもりだった



「ブログを始めたのは、たしか3年前のクリスマス頃だったはず・・」

まだまだだ

そう思いつつ「その日」にうっかり公開したのは

死んだフネアマガイを窓から畑へお投げさせていただいたという、お話

ブログを始めた「その日」が、12月14日だったことに気付いたのは、今日のこと

運命の日から2日も過ぎていた



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



いつもご訪問くださる方、コメントいただける方、
本当にありがとうございます

楽しい記事も、悲しい記事も、
 皆様の応援があったからこそ続けることが出来たと、心より感謝しています

3年目のその日にオスカーがいなくたって
うっかり罰当たりな記事を公開したって

これからもどうぞ御贔屓に


アマゾン川では泳げないよ、これからも


     


「ねぇ、今日なんの日だか知ってる?」と言われる気まずさ・・・ぽち!
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サヨナラの放物線

べったりと、舐めつくす

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アワビの、



ガラスを惑わせる苔を

それはそれは愛おしそうに舐めつくす、フネアマガイ



こんなに背中に黒髭を背負っていたとしても

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いつも、いつだって、ガラスの面だけは

曇りひとつない世界



実は先日、カエルと一緒に
サイアミーズフライングフォックスを連れて帰ってきていました

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今はまだ、細くて小さいけれど

水草に付く苔は、きっと食べてくれることでしょう



しかしガラスを磨きつづけ、ひかりの世界を見せてくれるのは

フネアマガイのほかには、いないのです



休息する時間が増えた、と気付いたのはいつごろからでしょうか

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岩山にひっそりと佇み、まわりの景色に同化するあなた

どんなに背中に背負うものがあっても

あなたの仕事は完璧、でした



もう苔は食べなくてもいいんだよ

わたしはあなたの背負うものの大きさが

あまりに大きいことを、今、知りました

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見事に育ち散らかしたムダ毛


しかしこれが最後の雄姿になろうとは誰が想像し得るのでしょう



あなたは最後の力を振り絞って

ガラスに張り付きました

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お別れはガラスに口をつけて旅立った、あなた

最期のときまでガラス面を磨きつづけた、フネアマガイ

いつまでも背中の毛だけは彼が生きた証を懐かしむように

水の中で揺れていました



ありがとう


わたしはそっと手で掬いだしました

悲しさと愛おしさで、ぎゅっと手に力が入るのがわかりました


放物線は、静かに、優しく

冬の夜空を舞って、星になりました



サヨナラ




ぽとん?・・・・ぽちん・・・・!!
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恋とピアスのおとしもの


「山頂で遺留品として女性のものとみられるピアスが発見されました!」

大袈裟なダウンジャケットを着たワイドショーのレポーターが、慌てた様子で伝えている


富士登山の悲劇

ようやく山頂にたどり着いた男女が、光とともに行方不明


筆で乱暴に書きなぐったような文字が画面に映し出されている

そんな現代に起きる筈のない事件は、ワイドショーの格好のネタだった


作り話のような展開に疑いながらも
 わたしはTV画面を凝視する



そして、うっすら画面は消えてゆく



眩しい冬の日差しが、カーテン越しにわたしを眠りから優しく起こす

目を瞑ればあの満天の星空が甦る

まだ右手には温もりだって残っている

しかし、すべてが夢だったのかもしれない



悲しい夢なら覚めてほしい

それが嬉しい夢なら、手にいれたい



それが、どんなに強引な展開だったとしても

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あの夜の翌日、わたしは720と書かれたビニール袋を水槽に浮かべていた

ビニール袋はまるで生きているかのように、水面の上で不安そうにくるくる回る



わたしは早々にビニール袋の口を引き千切った

夢を目の前にして、もう自制はきかなかった

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黄色いさかなが、ぼうっと浮かぶ

でも、もうこれが夢ではないことは知っていた



アルカリ性の水がよいことも知っている

サンゴを入れたほうがいいことだって知っている

縄張り争いが激し過ぎることも、痛いほど体験してきた

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アフリカのマラウィ湖だということは、インターネットで調べた



でも、わたしにとってはすべて、アマゾン川

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ラピドクロミス・カエルレウス

黄色と黒の危険な罠に、はまりたくて、はまった

可愛い姿とは裏腹の極悪集団だということは、考えないようにした



わたしのわすれものは、オスカーかもしれない

出会わない間に他のさかなに浮気をするという、悪戯な恋心が可笑しい




もうすぐ迎えに行くから待ってて!オスカー!・・ぽち!
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満天の星空に、口づけを

花びらは妖しくきらめいて

わたしの目の前に姿を現した


それは温かくて優しい、

秘密の花園

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かわいいよ・・・とっても

今日はわたしじゃないでしょ、もうあなたったら・・・



夜の帳がおりるころ

一輪の花は、咲き誇る華となり

ふたりを眩しく照らしはじめる



ほらごらん、星が輝いているよ

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なにかの道具かしら?・・・あなた



それは静かな夜に訪れた

満天の星空が輝きだす、煌きの夜会へ



あなたと、いっしょに

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思わず言葉を失った、星空

思わず言葉を失いそうになる、人混み


ゆっくり噛みしめながら、ふたり、歩いた



アソコまで行きましょう・・・・あなた

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川の向こうに教会が見える

わたしはふと、車の中に手袋を忘れたことに気がついた

手袋なんてひとつでいいわ・・・あなた


わたしが口に出す前に、おまえは言った

生身のカラダのほうがよっぽど温かいこと、

知ってるくせに・・・あなた

わたしは鼻の頭をこすって誤魔化した

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光っているだけで、なんてことのない教会の前で、わたしは祈った

今宵も素敵なオチが見つかりますように



でももしかして、物語にオチは必要ないのかもしれない

その先の、水面に映る吸い込まれそうな紅葉を見れば

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燃え上がるような紅い紅葉

所々まだ残る青い葉が、わたしの理性を思いとどまらせた



ふと、耳の傍で声がする

もう我慢できないわ・・・あなた

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メラメラと燃え尽くす紅葉は、おまえの心にも火をつけた


お楽しみはこれからだぜ・・・おまえ

そう言うのが精いっぱいだった



そして、クライマックスへ



開けた景色の先には

雄大な富士の山がわたしたちを迎えた

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天にむかってそそり立つ、大きな山

大袈裟で壮大な音楽とともに景色を変える、富士の山



あのてっぺんに登ろうか・・・おまえ

やだ、みんな見てるじゃない・・・あなた・・・

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わたしは夢を見ていたのだろうか

溢れる人ごみを押し退け

山の頂に辿りついた

そして



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重なり合った



すべてが夢の中だったのかもしれない

もしかして紅葉は、わたしの心の炎だったのだろうか



その証拠に、わたしたちはやけにカラダが冷えていた

一時間以上も寒空の下を歩けば当然かもしれない

最後に茶店が優しくわたしたちを、現実の世界に戻してくれた

宝物でも持つように大事そうに両手で椀を抱える、おまえ

小豆の粒が口の中で優しく転がり、ふわっと溶けた

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ぜんざいが一番美味しいぜ・・・おまえ

ぜんざいが一番美味しいわ・・・あなた



ふたりの声は見事な「食い意地」シンクロをみせた




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狂いはじめた歯車

この記事が最後にならないことを、願います



期待は、想像以上の進展を見せ

しかし同時に、歯車は静かに狂いはじめていたのです



ウォーターローン最終章

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ヤマトヌマエビの活躍によって
苔むしていたような葉はいつの間にか鮮やかに輝きはじめていました


そして葉を支える足元

一週間前よりもさらに力強く、奥深くまで根を伸ばし続けています

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わたしは心の中で小さくガッツポーズ

そう力強く天にあげる筈だった、握り拳

誰にも気づかれないようにそっと手を下しました



実は禿げ散らかし

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ガラス面に添う一部は豊かなみどりの葉を湛えているのに
上から覗けば、脳天禿げ散らかし


残念でなりません

前から見ればそこそこなのに
上から覗かれることにはめっぽう弱い



でも、毛根が死んでいないのならば

枯れ果てた葉を切ってやろうと考えました

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ウォーターローンのトリミングは根だけを残して
思いっきり切りましよう


インターネットで入手した情報をもとに
藁にもすがる思いでハサミを手にしました



そしてわたしは、半信半疑なまま
 無心でハサミを動かしました

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二度と生えてこなかったら・・・?

押し寄せる不安の波に流されそうになりながら
ハサミだけは決して離さず、わたしは切り続けました



そして波が沖に帰っていったあとに残された残骸

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小さな網が見つからず、手で掬い続けました

ひとつひとつ、思い出を掬うかのように



古い葉はすべて切りました

綺麗なところは残して、残りは焼け野原

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もはや絨毯と呼べるようなものではありません

未練がましく、前面の豊かな部分だけは残しました

根さえ張れば、金網を外せるかもしれません

少しは期待をしても、いいですか

わたしはそっと祈りました



きっと、根さえ生きていれば

新しい毛根物語、いや新しいウォーターローンの物語が始まると信じて

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金網の外から、新たな息吹


大切なのは、人の目に見える部分ではなく

大切なのは・・・


わたしは握り拳を胸にそっと、当てました





早く脳天に毛を!・・・ぽち!!
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コバルトブルーの変化球

猫が小さな水槽に釘付けになっている

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「なんとかならんものか・・」

それもそのはず
 猫にとっては多少は食べ応えのあるサイズの餌が投入されたからである



テトラRG―20水槽に浮かべられた
ビニール袋の中身は

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ゴムを外すのが面倒でいつもハサミでプシュっと切ってやる



それは闇に輝く月光のような煌き
コバルトブルードワーフグラミー

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もちろんペアで買ってきた

たしかに店員にペアで・・と言ったはず

雌は雄に比べて、地味だと聞く

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どちらも雄のような鮮やかさ


小さなテトラたちの泳ぐ第三アマゾン川に投げられた
コバルトブルーの変化球


水槽に近づいて鮮やかな写真を撮りためてみよう
近づけば雄と雌の違いに気づけるかもしれない



しかし
水槽に近づいて離れないのは、だった

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「カラダに悪そうな色だが、少しは腹の足しに・・」

グラミーを写真におさめるはずが
わたしは猫の一挙手一投足に目が離せなくなった

買って早々に猫に食べられては、たまらない



獣の気配を感じたグラミーは水の底へ
フィルターの上に小さいおっさんが写っているが、今はそれどころではない

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「ならばこっちから」

水槽を右へ左へ回り込み、なんとかその時を伺う



そして、再び右側へ回り込んだ猫
ターゲットとの距離を越える秘策を、思いついたのかもしれない

ちょいちょい・・

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ヒョイヒョイヒョイ・・



猫の手はいつまでも空を切るだけで
決して水を触ることはなかった



水が苦手なビビリ猫

期待通りの直球ストレートに安心をした

さかなが触れないのは、飼い主に似たのかもしれない





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さかなが触れないくせにさかなを飼い続けるおっさん。

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