スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

永遠という残酷

ぽこぽこ、という音

落ちる水の音

水面を照らす、明かり

跳ねる魚の、飛沫



それは、ある日突然に、止まった


001_convert_20140905195848.jpg


さよなら、第一アマゾン




2014年9月6日

小さなトラックに乗って、その男はやってきた

屈強な男は、来るなりすぐに作業を進めていく

003_convert_20140905195950.jpg

あっという間に終わりますよ

笑顔で男は言った

プロの仕事の早さに、わたしは思い出に浸る間もないことに気付いた

さよならを言う暇なんて、ある筈もなかった



大きく育ったシクリッドたちは、ふたつの小さな袋に梱包された

004_convert_20140905200117.jpg

彼らにはどんな明日が待っているのか

第一アマゾンよりも、きっと幸せな筈だ

そう願うばかりだった



なみなみと水を湛えていた水槽は

ものの30分も経たないうちに

まるで何事も無かったかのように

005_convert_20140905200029.jpg

ただの、ガラスの箱に、なった



すべてを無くした跡に残る、コードの残骸

006_convert_20140905200138.jpg

もう二度と逢えない、シクリッドたち

大好きだった、オスカー


飼い主の勝手を許してくれますか





にほんブログ村 観賞魚ブログ 熱帯魚へ
にほんブログ村
今宵もご覧いただきありがとうございます

スポンサーサイト

第一アマゾンの嘘

封印された大河

もはや、あのときの面影は、ない

黄色いカエルレルスはいない

タイガーオスカーも、いない

いるのは、新しい物語を紡ぐ、新魚たち



これが、第一アマゾン川の真実

004_convert_20140615223808.jpg

金魚すくいではない

数度のメンバーチェンジを繰り返した挙句の、現在進行形である



今宵はその一部を

さかなを愛するあなたへ



①釣って釣って、釣りあげろ

024_convert_20140615223547.jpg

キクラ・オリノコエンシス

現地ではゲームフィッシュとしてハンターたちを熱狂させる

そしてまたの名を、フィッシュイーター

まさに、魚を食べる魚である



②不吉なビックマウス

025_convert_20140615223431.jpg

ペテニア・スプレンディッド

不気味に開く大きな口

憧れだったさかなも、定位置から動かないという、地味さよ



③定番にも、華のような輝きを

026_convert_20140615223524.jpg

アルビノレッドオスカー

他のさかなに比べれば、もはや大人しい部類に入る、恐ろしさ

しかし、決して逃げぬ引かぬ強さは、流石オスカー



④計画性の無さは、ここでも炸裂

029_convert_20140615224455.jpg

アルビノオスフロネームスグラミー

現地では食用、最大80㎝

グラミー種最大にして最強

いざとなったら唐揚げに



⑤そして勿論、初期メンバーも

020_convert_20140615223611.jpg

しましま

名前も忘れる失態も、食べると美味しいらしい

どうやら唐揚げ甘酢あんかけがベストレシピと聞き

にわかに現実味を帯びる



そして、いつの瞬間も、この大河の主

019_convert_20140615223953.jpg

ワイルド・オスカー

どんな仲間が来ようとも、決して譲らぬその座は、まさにボス

980円で買ったワイルドオスカーは、こんなにも大きく、太り散らかした


はじまりの水槽

第一アマゾン川

水草に浮気をしたって、雑魚を買い倒したって

いざとなったら、という枕詞がつくことは、嘘ではない




ぽちっと・・・養殖業者
にほんブログ村 観賞魚ブログ 熱帯魚へ
にほんブログ村
今宵もご覧いただきありがとうございます

愛はアマゾン川より深く

人の手の届かないところで育まれた

さかなたちの愛の物語

あれから数日後の感動と涙のドラマを




愛の結晶は

見事卵から孵り、親魚の周りを泳ぐ微笑ましい姿を見せてくれました

初めての、感動的な、シクリッドの稚魚

027_convert_20140401194601.jpg

数ミリの稚魚は100匹を越していたでしょうか

ひと時たりとも親の傍から離れない子供たち



愛のかたち

しかしそれは、少し歪なかたちでもあったのです

029_convert_20140401194621.jpg

ときに親は、稚魚を食べている

口に咥えるだけなら、餌も食べないものです

しかし親は餌もしっかり食べていたのです



このままでは折角の稚魚が食べられてしまうのではないか

わたしは、親だけ隔離部屋から出す決心をしました

そして、元の大海原に再び放たれた親

004_convert_20140401194503.jpg

物悲しそうに隔離部屋に視線を送るレッドジュエル

このあと、親はセパレーターに何度も突進を繰り返していました



翌日



わたしは、稚魚の様子を見ようとセパレーターの向こうを覗きました

006_convert_20140401194526.jpg

なんだか厭な予感がしていたのは何故か、自分でもわかりません

何度も、何度も、稚魚を、探しました

何度探しても



一匹たりとも、いなくなっていたのです

             007_convert_20140401194422.jpg

きっと

親と離れ離れになった稚魚たちは

決死の思いでセパレーターの小さな穴から脱出し

その先は、きっと予想できる最悪の結末なのかもしれません




人のそれよりも、さかなの愛情のほうが深いことを知りました

人間の手で稚魚を育てたい

それは叶わぬ結果となってしまったのです

008_convert_20140401200148.jpg

稚魚のために用意した冷凍ブラインシュリンプ

一度も封を切ることなく

その冷たさが、わたしの手と、心に刺さります




きっとまたいつの日か!
にほんブログ村 観賞魚ブログ 熱帯魚へ
にほんブログ村
今宵もご覧いただきありがとうございます

悪夢のキセキ

突然、地獄から贈り物が届いたら

どうすればいいのだろうか



遡ること、一週間

大切なワイルドオスカーがビエジャに追いかけられ、傷を負った

120㎝水槽をセパレーターで仕切り、急遽隔離することにした

045_convert_20140328205243.jpg

数日後、気付くと

セパレーターと水面の隙間から、二匹の赤いさかなが勝手に飛び込んでいた

シクリッド界の中でも、最も凶暴と言われる、レッドジュエルシクリッドである



隔離したオスカーは驚異的なスピードで回復をした

わたしはセパレーターを外してさかなたちを解放しようと水槽に近づいた

すると、何故かフェスタシクリッドが猛然と壁に向かって突進している

032_convert_20140328204954.jpg

壁の向こうには、傷の癒えたオスカーと二匹のレッドジュエルシクリッドがいる光景の、はずである

なにかの獲物を狙うかのように、壁に突進を繰り返している



わたしは隔離された水槽の隅に違和感を覚えた

恐る恐る、目を凝らして、覗きこんだ

016_convert_20140328204540.jpg

タ マ ゴ !!

紛れもないレッドジュエルの卵

100はゆうに超えている

まさか勝手に隔離部屋に入り、勝手に産卵するとは思いもよらなかった



ペアであろう二匹は、甲斐甲斐しく卵の周りで警戒態勢をとっている

015_convert_20140328204521.jpg

これはどうしたらよいのか

ガラスのコケも気になるが、今は手をいれないほうがいいだろう



もう一度よく見れば、それぞれに目玉のような黒点が確認できた

016_convert_20140328204540.jpg

なによりわたしを驚かせたのは

それぞれが意思をもつかのように小刻みに震えている

そしてそれはまるでひとつの生き物のように大きく波打っていたのである



生きている

そして、いつか、孵る



グッピーでもない、海老でもない、アピストでもない

赤い宝石と呼ばれる、凶暴なシクリッド

誰もいらない悪魔たちがもうすぐ、産まれ落ちようとしている






早く子が見たい・・・ぽちっと♪
にほんブログ村 観賞魚ブログ 熱帯魚へ
にほんブログ村
今宵もご覧いただきありがとうございます

数えきれない夜を抱いて

貴女に逢いたかった

いつかまた、再び出逢えるの?

数えきれないほどの夜を、どれだけ過ごしたのだろう

でも、願いは叶ったんだ

だから



おかえりセベラム姐さん

043_convert_20140309201200.jpg

貴女との突然の別れからどれぐらい経つんだろう

命の大切さを僕に教えてくれた、セベラム姐さん



ずっと探してたんだ

名前のように、赤いスポットが多いセベラムに、やっと出逢えたね

045_convert_20140309201225.jpg

姐さんの生まれ変わりかもしれない

そう思ってもいいかな

スポットはこれから、赤く、燃えるように、色づくんだよね



でもまだ貴女は、あどけない少女のよう

僕は、不安だったんだ

だから、また口が勝手に「二匹ください」って言ったんだ

047_convert_20140309201130.jpg

姐さんが二人になったよ

同じ種類の二匹飼いはタブーだって、誰より知ってる筈なのに

でも、これでもし一匹に万が一のことがあっても、誤魔化せるかな



約束だよ、いがみあわずに、仲良くしてね

骨肉の争いなんて御免だよ

そうそう、その調子でお互い興味がないフリをしてくれればいいんだよ

048_convert_20140309201431.jpg

このあと追いかけまわしてたのは見逃さなかったよ



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



レッドスポットゴールデンセベラム

セベラム姐さんと呼んでいた先代は20㎝を越えるほどに成長しました

しかしある日、転覆病に侵され、突然旅立ったのは2012年10月10日のこと

それ以来、レッドスポットとは名ばかりの肌色のセベラムばかり目にする日

しかし遂に、赤い模様の散りばめられたセベラムに出逢えたのです



数えきれないほどのドラマと

数えきれないほどのシクリッドたちと

再び歩き出す、第一アマゾン川

002_convert_20140309200851.jpg

ふと忘れる・・・大きく成長する、ということ

そろそろ新魚導入はストップしないと・・・しないと・・・





天国から来てやったわ・・ぽちっと押してあげて
にほんブログ村 観賞魚ブログへ
にほんブログ村
今宵もご覧いただきありがとうございます
プロフィール

ちっぷ

Author:ちっぷ
さかなが触れないくせにさかなを飼い続けるおっさん。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
来てくれてありがとう
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。